左手のピアニスト 智内威雄

2017/05/21 Sun

少し前のことになりますが、
4月30日(日)18:30~20:00 習志野市民会館にて
第196回年齢別鑑賞例会「左手のピアニスト 智内威雄」が
開催されました。
ブログ ピアノ


「左手のピアニスト」はタイトル通り
左手だけで演奏されるピアノコンサートです。
出演者の智内威雄さんは、ピアノの勉強のために
ドイツに留学中にジストニアという病気になり、
右手で演奏することができなくなり、
その後、左手のための楽曲と出会い、
現在「左手のピアニスト」として公演を行い活躍されています。

右手が使えなくなるという困難と向き合い、
それを個性に変えて活動されている智内さん。
どんな方だろうとドキドキしていたのですが、
会場に現れた智内さんは優しい笑顔が印象的な
とても穏やかな方でした。

公演が始まると、左手だけで弾いているとは思えない
奥行きのある音と迫力の演奏。
観客はあっという間に、智内さんのピアノの世界に惹き込まれました。
左手の動きが良く見えるようにと設置したプロジェクターに
映しだされた演奏する左手は鍵盤の端から端まで動き、
体は左右に大きく動き、本当に全身での演奏でした。
演奏中は観客もぐぐっと集中しているのですが、
曲の合間にある智内さんによる曲についての解説などの
おしゃべりタイムには、時には笑いも起きて、
会場がホッとなごやかになりました。
「こんな楽しいピアノコンサートは初めてでした」という感想もありましたよ。

公演では「朗読コンサート」も行われました。
ならしの子ども劇場会員による谷川俊太郎の「生きる」の朗読と、
智内さんのピアノのコレボレーションです。
リハーサルでは、ピアノの周りに朗読者を集めて
「もっと言葉の意味を考えて」「間を取って、ゆっくりと」など
智内さんからプロとしてのしっかりとしたアドバイスがありました。
本番では、ピアノの演奏が朗読の言葉を引き立て、
「生きる」の詩が心に染みわたりました。
朗読した会員にとってはプロと一緒に舞台に立ち、
しっかりと朗読できたことで自分の中に達成感や
自信が生まれる貴重な体験となりました。
「朗読コンサート」は芸術家と会員が創り上げた、
子ども劇場らしい時間となりました。

公演後には、販売された智内さんの著書などに
サインを求める人の長い列もでき、
智内さんの人気の様子がうかがえました。
智内さんの著書は「ピアノ、その左手の響き: 歴史をつなぐピアニストの挑戦」。


左手の楽曲などのピアノのことだけでなく、
智内さんのご両親や生い立ちなどについて書かれているということで
会場にあった本はあっという間に売り切れてしましました。

今回の公演では、左手だけの演奏に感動した人、
智内さんのピアノ演奏や人柄に魅了された人、
左手の楽曲との出会いになったという人、
その人それぞれの様々な感動がありました。
どの人にとっても、大切なものを心に届けてくれた
素敵なピアノコンサートでした。
智内さん、心に響く演奏をありがとうございました。

ブログ看板
いずみ1サークル作成の看板。ピアノが立体の力作です。


ブログ プレゼント
藤﨑ブロックといずみ1サークルが一緒に作った
プレゼント。フォトフレームと石けんをデコパージュしました。
プレゼントを入れる箱にもデコパージュしてあります。


ブログ 朗読アドバイス
朗読コンサートのリハーサルです。
小学生、中学生、青年、大人と年齢は様々ですが
みんな真剣に智内さんのお話を聞いてメモを取り、本番に向かいました。


ブログ小夜食
いずみⅠサークルの会員が作った小夜食。
筍ご飯、蕗の煮物、柏餅など季節感がいっぱいです。


ブログ 挨拶
開演前の挨拶です。藤﨑ブロックの高校生、中学生の兄妹と
お母さん、家族で係を行ってくれました


ブログ朗読
朗読コンサート本番です。朗読者は智内さんからのアドバイスを
しっかりと受けとめて、一つひとつの言葉を丁寧に朗読していました。


ブログプレゼント渡し
演奏が終わった智内さんへ、いずみⅠサークルの中学生のから
プレゼントが渡されました。


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ならしの子ども劇場

Author:ならしの子ども劇場
 
 
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